80年の歴史で初の快挙。事業の“価値”を伝えきり、新製品開発を後押しした補助金獲得支援

補助金は、単なる資金調達の手段ではありません。それは、自社の事業が社会的にどれだけ価値があるかを、第三者から客観的に評価してもらう絶好の機会です。私たちは、お客様の事業に眠る「社会的な価値」を掘り起こし、審査員の心に響くストーリーとして描き出すことで、企業の新たな挑戦を後押しします。

  • 業界: 製薬
  • 事業内容: 嗅覚キットの製造、販売
  • 従業員数: 約50名

社会的に意義の大きい新製品開発に着手したものの、そのための大規模な資金調達が課題となっていました。金融機関からの借入だけではリスクが高いと判断し、補助金の活用を検討。しかし、補助金制度の存在は知っていても、申請が複雑で、自社の技術や事業の価値を、審査員に分かりやすく伝えるノウハウがない。80年の歴史の中で、一度も補助金を活用したことがなく、「どうせうちは採択されないだろう」という諦めの気持ちがありました。

事業計画と合致する最適な補助金の選定: 数多く存在する補助金の中から、お客様の事業内容や投資計画に合致する、最も採択可能性の高い補助金を複数選定。それぞれの補助金の趣旨や、過去の採択事例を徹底的に分析しました。

審査員に「伝わる」事業計画書の作成: 補助金の審査員が評価するポイント(革新性、成長性、社会貢献性など)を熟知した上で、お客様の事業の価値を、専門用語を多用せず、誰が読んでも理解できる、説得力のあるストーリーとして事業計画に落とし込みました。

申請プロセスのトータルサポートと面接対策: 複雑な申請書類の作成から、膨大な添付資料の準備、そして最後の関門である審査員との面接対策まで、採択に向けたあらゆるプロセスをトータルでサポート。想定問答集の作成や、模擬面接を繰り返し行いました。

自己資金や借入のリスクを抑えながら、大規模な開発資金を確保することに成功。企業の80年の歴史の中で初となる補助金採択は、「我々の挑戦は、社会的に認められたんだ」という社員の大きな自信と誇りに繋がりました。また、補助金申請を通じて事業計画を客観的に見直したことで、事業の方向性がより明確になったことも、副次的な大きな成果でした。