急成長ベンチャーの“成長痛”を克服。事業の「型」を創り、次のステージへ導いた事業基盤構築
【代表者より】
情熱とアイデアだけで駆け抜けられるのは、スタートアップの最初のフェーズだけです。持続的な成長のためには、その情熱を支える強固な「事業基盤」という名の骨格が必要です。私たちは、お客様が次のステージへ飛躍するための、再現性のある成長エンジンを共に創り上げます。
【お客様の概要】
- 業界: 金融業
- 事業内容: 金融商品サービス
- 従業員数: 約20名
【ご相談の背景】
IFA(金融アドバイザー)事業がメディアにも取り上げられるなど、急拡大を遂げていました。しかしその裏側では、組織が悲鳴を上げていました。営業プロセスは属人的で、新人の育成もOJT任せ。バックオフィスは手作業に追われ、ミスが頻発。代表者様は日々のトラブル対応に追われ、本来考えるべき未来の戦略に全く時間を使えない。「このままでは、成長の勢いが自社のキャパシティを超えて崩壊してしまう」。そんな成長企業特有の“痛み”を抱えていました。
【ご支援内容】
営業プロセスの「型」作り: 成功しているIFAの行動特性を分析し、新規顧客の開拓から、提案、契約、アフターフォローに至るまでの一連の営業プロセスを標準化。「誰がやっても一定の成果を出せる」営業の仕組み(セールス・プレイブック)を構築しました。
バックオフィスの徹底的な効率化: 事業拡大のボトルネックとなっていたバックオフィス業務を徹底的に見直し。ITツール導入やRPAによる自動化、業務フロー改善により、事務作業の時間を大幅に削減し、ミスを減らす体制を整えました。
未来を見据えた組織体制の構築: 事業拡大フェーズに適した組織体制を設計。各メンバーの役割と責任(R&R)を明確にし、情報共有がスムーズに行われる会議体の設計や、評価制度の導入なども支援しました。
【導入成果】
属人的だった営業活動が「仕組み」化され、新たに参加したIFAも従来比で半分の期間で成果を出せるようになりました。バックオフィスが安定したことで、組織全体が攻めの営業活動に集中できるようになり、事業成長率がさらに加速。何より、代表者様が日々のオペレーション業務から解放され、本来注力すべき長期的な経営戦略の策定に時間を使えるようになったことが、最大の成果となりました。
