未来への羅針盤を創る。役員陣の「想い」と「未来予測」を融合させた長期ビジョン策定
【代表者より】
先が見えない時代だからこそ、企業の進むべき道を示す「北極星」としてのビジョンが、組織の求心力を生み、社員一人ひとりのエネルギーを一つの方向へと束ねます。私たちは、国内外の未来予測という客観的な情報と、お客様の中に眠る「ありたい姿」という情熱を掛け合わせることで、魂のこもった、血の通ったビジョンを共に創り上げます。
【お客様の概要】
- 業界: 金融業
- 事業内容: 金融商品サービス
- 従業員数: 約50,000名
【ご相談の背景】
FinTechの台頭や顧客ニーズの多様化、サステナビリティへの要請など、金融業界を取り巻く環境が歴史的な転換点を迎える中、自社が10年後、20年後に社会の中でどのような存在価値を発揮すべきか、その方向性を定められずにいました。
【ご支援内容】
未来洞察と自社のDNAの再定義: 海外の先進的な金融機関の動向や、テクノロジーの進化、社会構造の変化に関する膨大な文献調査を実施し、未来に起こりうる複数のシナリオを描き出しました。それと同時に、お客様が創業以来大切にしてきた価値観や、独自の強み(DNA)を全役員への個別インタビューを通じて再定義しました。
「ありたい姿」を導き出すワークショップの開催: 「未来予測」と「自社のDNA」という2つの軸を基に、役員陣との合宿形式でのワークショップを複数回開催。「我々は何者で、どこへ向かうのか」という根源的な問いについて徹底的に議論を重ね、全員が心から共感・納得できる「ありたい姿」を導き出しました。
ビジョンの言語化と社内浸透プランの策定: 導き出された「ありたい姿」を、社員一人ひとりの心に響く、具体的で情熱的な言葉へと磨き上げ、ビジョン・ステートメントとして言語化。さらに、そのビジョンを全社に浸透させ、日々の業務に落とし込むためのコミュニケーションプランまでを策定しました。
【導入成果】
全社員が共有できる明確なビジョンが策定されたことで、これまでバラバラだった議論の方向性が一つに定まり、組織の一体感と社員のエンゲージメントが向上しました。「自分たちの仕事が、会社の未来、そして社会の未来にどう繋がっているのか」を全社員が実感できるようになったことで、現場からビジョン実現に向けた具体的な新規事業のアイデアが生まれるようになりました。
