長嶋 竜介 -Nagashima Ryosuke-

役職 -Position-

  • 株式会社HOPE(経営コンサルティング事業)
    • 代表取締役
  • グロース市場上場企業
    • 事業開発チームマネージャー
  • 大学発スタートアップ
    • 最高経営責任者(CEO)

資格 -License-

  • 中小企業診断士
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 宅地建物取引士

ビジネスの世界において、どんなに困難な状況でも決して諦めない方々の姿に、私は心を動かされ、勇気をもらってきました。

なぜ苦しくても、あの人たちは諦めずに前を見て、進み続けられるのか。

それは「未来への大きな希望を持っているからではないか」と、考えました。今がどれだけ大変でも、未来への希望があれば、「何とか乗り越えよう」「頑張り続けよう」という気持ちを持てるのではないかと思ったからです。

希望を持ち続け、行動し続けるということは、簡単なことではありません。

成し遂げたい何かに向けて挑戦し続ける、そんな人たちの希望を叶えるために自分ができる最大限のことをしたい。

その想いを社名に込め、「株式会社HOPE」と名付けました。

「関わる方々の希望を叶えたい。そのために自分の精一杯を尽くす」

その一心で独立を決意し、この社名を掲げました。関わる方々すべての希望を実現させること。それが私の理念です。

株式会社HOPEは、コンサルティング会社という看板を掲げていますが、その本質は「事業創造パートナー」であると考えています。私が目指しているのは、外部からの「支援」ではなく、内部からの「共同創造」だからです。

「評論家」ではなく「当事者」であること

希望の実現とは、第三者的立場からのアドバイスだけで成し遂げられるものではありません。

そのため、私は、お客様と同じ目線に立ち、同じ未来を見つめ、同じ情熱を分かち合う「当事者」でありたいと考えています。

単なる外部のコンサルタントではなく、事業の一員としての覚悟を持って、希望に寄り添うことを大切にしています。

固定概念に縛られず、あらゆる道筋を共に探すこと

希望の実現への道(手段)は、決して一本ではありません。

時として、過去の成功体験や業界の常識といった一つの考え方が、未来への最大の障壁となることさえあります。

幸いにも私は、これまで全く異なる規模や文化を持つ複数の組織で、様々な「正解」と「限界」を肌で学んできました。その経験から得た、固定観念に縛られない多角的な視点こそが、未来を切り拓く最大の武器になると信じています。

持てる力の「すべて」を懸けて、実現まで伴走すること

希望への道のりは、時に険しく、孤独です。

そんな時、本当に必要なのは、スキルやノウハウだけではなく、決して諦めないパートナーの存在だと考えています。

そのため私は、私の持つ知識、経験、情熱という「すべて」を懸けて、挑戦を支えることを大切にしています。

「当事者」として「伴走」することで、希望を現実化させることができると信じています。

私がなぜ「株式会社HOPE」という社名を掲げ、「当事者」として、そして「伴走者」として関わるのか。その理由は、私のこれまでの歩みの中にあります。

【原点】- 信用金庫時代 - 経営者の『挑戦』と『希望』に触れた日々

ビジネスパーソンとしての私のキャリアは信用金庫から始まりました。

地域に密着することで、メガバンクや地方銀行ができないようなきめ細かい金融サービスを提供し、地域経済に寄り添うという信用金庫の理念に魅力を感じ、就職を決めました。

渉外担当として地域の中小企業の経営者の方々と接するなかで、「この町から日本を代表するような会社を作りたい」「世界で認められる優れた製品を作りたい」「従業員とお客様を幸せにしたい」といった、経営者の方々の熱い想いに触れさせていただきました。そして、その想いを実現するために、自身の全てを事業に捧げる姿も見せていただきました。

また、同時に、孤独の中で、一人で苦悩する経営者の姿も何度も見てきました。

融資の稟議書に並ぶ数字の裏側には、事業を成長させたいという挑戦心があり、従業員の生活を守るため、従業員の見えないところで奔走する社長の姿があり、会社の未来を語る熱い想いがありました。

私は、経営の魅力と大変さを、取引先の中小企業の方々から教えていただきました。

【転機】- コンサル会社時代 -『理論』の力と、越えられない壁

信用金庫の渉外担当として、様々な中小企業に融資をさせていただきました。しかし、経営者の方々と話すなかで、経営者が目指している目標は、自分が想像しているよりもずっと遠くにあるのではと感じることが増えてきました。

信用金庫の職員としては、融資はある種の「ゴール」ですが、経営者からすると、融資はあくまで、目標を達成するための一つの「手段」でしかないということを、考えるようになりました。

「もっと目標に直接的に貢献したい、経営の根幹から力になりたい」

そう考え、私は経営コンサルティングの世界に飛び込みました。

高度な戦略フレームワーク、論理的な思考力。信用金庫で得たものとは異なる種類の多くの武器を手にしました。クライアントの課題が、パズルのピースがはまるようにクリアに見えていく感覚に、自身の成長を実感する日々でした。クライアントの目指す目標に直接的にアプローチできることに、やりがいを感じることもできました。

また、社内での新規事業の立ち上げに参画した経験も、私のキャリアにおける転機となりました。コンサルタントという立場を超え、一人の事業家のようにゼロからイチを生み出すプロセスに、私は寝食を忘れるほど没頭しました。

しかし、その熱狂の中で、私は大きな壁に直面しました。

それは、「支援のプロ」であるコンサルティングファームという組織が、自ら「事業の当事者」となることの構造的な難しさでした。素晴らしい理念を掲げても、組織の評価軸やリスクへの考え方は、本質的に事業会社とは異なり、前に進むための意思決定に歯がゆさを感じる瞬間が少なくありませんでした。

この経験を通じて、私が本当にやりたいことは、優れた分析や提案をすること以上に、「自らが事業のオーナーシップを持ち、その成長と結果に全責任を負うことなのではないか」と考えるようになりました。

コンサルタントとしてではなく、一人の「事業家」として生きる道を選ぶため、私は、多大な学びを与えてくれた会社への感謝を胸に、独立への一歩を踏み出しました。

【挑戦】- 『株式会社HOPE』の設立 -

どんな苦境でも前を向く経営者の姿こそが、私にとっての「希望」でした。今度は事業家として、経営者の「希望」を自分なりの方法で実現していきたい。その想いから、株式会社HOPEを設立しました。

もちろん、道は平坦ではありませんでした。たった一人ですべての責任を負う経営者としての重圧を、この時、私自身が初めて本当の意味で知ることになったのです。

そして、私は自社のコンサルティングの在り方を、従来の「支援業」とは全く異なるものにしようと思いました。私がやりたかったのは、外部から助言するだけのコンサルタントに戻ることではありません。

クライアントの事業に深く入り込み、その成功と失敗を当事者として受け止め、共に事業を創造する『事業パートナー』となること。

株式会社HOPEは、コンサルティング会社という看板を掲げていますが、その本質は「お客様の希望という名の事業を、共同で育てる事業創造ファーム」なのです。

【現在】- 『交差する経験』こそが、最高の価値となる -

株式会社HOPEを設立し、私は「事業家」としてクライアントの希望実現に全身全霊を注いでいました。

しかし、ありがたいことに、その活動を見てくださっていた方々とのご縁が、私のキャリアをさらに予期せぬ、そして豊かな方向へと導いてくれることになります。

一つは、外部支援者として関わっていた上場企業様からでした。「外部の視点だけでなく、組織の内部から事業を推進してほしい」。そうしたご依頼を受け、マネージャーとして参画することになりました。

もう一つは、ある自治体が主催する事業創造プログラムでの出会いがきっかけでした。卓越した技術シーズを持つ大学教授と出会い、この素晴らしい技術を事業として社会実装するために会社を設立。私がその経営責任者(CEO)を担うことになったのです。

これらは私が自ら探し求めたポジションではありません。しかし、この3つの異なる現場に「当事者」として同時に身を置くことで、新たな知見を得ることができ、ひいては多くの企業様の支援ができるようになるのではと考え、お引き受けしました。

大企業で磨かれる組織力、スタートアップで得る未来への洞察、そして自社で培う現場力。これらがリアルタイムで交差し、相乗効果を生むことで、一つの会社に留まっていては決して得られない、生きた知見が得られるということを実感しています。

お客様の希望を実現するためには、時に私一人の力だけでは足りない場面があります。しかし、だからといって、お客様へのコミットメントが薄まることはありません。むしろ、より深く、本質的なレベルで「当事者」であり続けるために、私は自らの働き方をデザインしています。

それは、自らも最前線で汗をかく「プレイング・キャプテン」として、チームを率いること。 私がこれまで築き上げてきた各分野のプロフェッショナル・ネットワークは、単なる外注先ではなく、私の想いを共有する「チーム」です。AIをはじめとする最新技術は、思考を代替するものではなく、思考を加速させる「パートナー」です。

これらの強力な布陣を率いることで、お客様との対話、事業の根幹に関わる重大な意思決定、そして最終的な結果責任を負うという、最も重要な「当事者」としての役割に、自らの時間と情熱のすべてを注ぎ込みます。

これこそが、お客様の希望実現への最適なアプローチであると、私は考えています。

金融機関、戦略コンサルティング、そして複数の事業経営。私のキャリアは、一見すると回り道です。

しかし、この多様な経験は、お客様の複雑な課題と向き合う時、活用できる武器になると考えています。

私を含めた、弊社メンバーの経験を、御社の希望の実現のために、全て活用すること。そして、持てるカードのすべてを駆使して、総力戦で挑むこと。

それが、私ができる約束です。ぜひ、あなたの挑戦に、私のすべてを加えてください。

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ